日本の世界遺産第16位「日光の社寺(栃木県)」




日光の社寺(栃木県)

日光山内にある東照宮・二荒山神社・輪王寺の103棟(国宝9棟、重文94棟)の建造物群と、周辺の自然環境が一体となった文化的景観は、日本独特の神道思想を現す宗教的空間であるとともに、将軍家を頂点とする政治体制において極めて重要な役割を果たしました。徳川初代将軍家康の霊廟として元和3年(1617)に創建された東照宮は、日本の代表的な神社建築様式である権現造の典型。社殿のほとんどは、寛永13年(1636)に3代将軍家光によって造営されたものです。家康を敬愛していた家光は、彫刻、漆塗、彩色、金工などの建築装飾は当時の最高水準を用い、「寛永の大造替」と呼ばれ、収支報告書『御造営帳』によれば、使った木材は14万本、総工費は現在の400億円相当、1年5カ月の工期に動員された人数は延べ454万人以上。圧巻は500を超える彫刻が施された陽明門で、一日中見ていても飽きないことから「日暮らし門」の異名もあるほど。

東照宮と接して鎮座するのが、日光の氏神様として信仰を集める二荒山神社の本社。中禅寺湖畔に中宮祠、男体山山頂に奥宮があり、ご神域は3,400haにもおよびます。本殿は2代将軍秀忠寄進による安土桃山様式の優美な八棟造で、日光山内に現存する最古の建造物です。

天台宗の名刹輪王寺の見どころは、宝物殿と逍遙園、本尊の千手観音・阿弥陀如来・馬頭観音を祀る三仏堂、そして家光の墓所である大猷院。神仏習合の東照宮に対して、こちらは純然たる仏殿造ですが、本殿・相の間・拝殿は金と黒を基調に赤の彩色を施した豪華な造り。皇嘉門など6つの門は精緻な彫刻で飾られ、控えめな中にも気品と重厚感に満ち、門をくぐるたびにまるで天上界へと導かれているような心地がします。

故事名言=一家の富貴は千家の怨(うら)み

金持ちで身分の高い家はほかの沢山の家からねたまれ、

怨まれるということ。人は他人の幸福をそねむもので

あるから、ひとり抜擢でもされようものなら、皆から

恨まれる。

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